Cいよいよ着地、ボートが波打ち際に寄せてくれている。陸地から盛んに「上の赤いロープを引け」と
日本語で叫ぶが、肝心の嫁さんは腰より下の方を探している。右上の赤いロープが分からない。
さっきチャント日本語で説明してくれてたのに・・・。 そのうちボートが止まりパラシュートは曲が
らないまま、浪打ち際に落ちた(着地とは言いがたい)。嫁さんは転びヒザまづいているが
掛かりの人はパラシュートが波間に落ちて濡れると使えなくなるので一生懸命パラシュートが水
に浸からないよう2人で持ち上げようとしている。哀れうちの嫁さんはほっぽりぱなし。
嫁さんのヒザが少し赤く擦り剥けていた。
ついに”ビーチおじさん”に根負けして”定価”の50RM(1600円)
で”嫁さんの初体験”を承諾してしまった。完全に大阪おじさんの
負けでも1600円は日本からすると安いですねー。
@日本語の上手な交渉上手な”ビーチおじさん”に、「飛ぶ時は
手をロープ(パラセーリングではこう言わないでしょうが)
挙げてそのまま。」、「降りる時は、この赤いロープを下に
引っ張る。」、「これだけ簡単!」っと教えて貰ってた。
◆パラセーリングの着地?
「モーターボートはパラシュートを引っ張るだけなので着地
の時、波打ち際まで来れても、ビーチと平行。そのままだと、
浪打際に着地するはず、でもパラシュートはうまく 陸地に
着地している。風の方向が悪い時もあるのに、どうしてパラ
シュートを陸地に曲げて着地させるのだろう?」と疑問に思
っていたが謎は解けた。パラグライダーの時も曲がる時は
そちら側のロープを引っ張った。それと同じで着地の時、
浪打際までモーターボートが引っ張って来て、最後は
お客さんがロープを引いて方向を変えていたのだ。
A離陸はパラシュートを両側で持ち挙げ膨らます。一人はモーター
ボートに牽引ロープが絡まないよう引っ張っている。モーターボート
の人と合わせ4人掛かりだ。人件費が掛かる。
B飛んだ!
あっと言う間に飛び上がった。気持ち良さそうに飛んでいる。
■ペナンビーチを飛んだ嫁さん!
ペナン滞在9日目、早朝のビーチ散歩をしているとビーチボーイ(?)のおじさんが声を掛けて来る。
上手な日本語聞くと日本に行った事はないと言う。でも大阪おじさんの値切り交渉に一歩も引かず
「サービスを追加するから。」と少しだけ内容をアップして、逆に値段をアップして来る。
見事な交渉術!中国と同じで、値切り交渉にまともに応じず別の話題を出す。必ず高い方の別の話
題に持って行く。そうすれば、答えなくない事柄に答えなくても良い。中国でも答えたくない時は打
ち合わせをしている訳でなないのに、絶妙のタイミングで、別の人が別の話題を出しはぐらかす。
日本人だと必ず言われている内容に真正面から答えて話す、するとどうしても値切りに負ける。