■サヌールのホテル
バリ島最後のホテル、静かなビーチリゾート、サヌールのハイアットホテル
に着くと、ドーンとドラが鳴り、花のレイを掛けてくれ 「ようこそHYATT
へ」と言ってくれ、 気持ちが良いです。ホテルでレイを掛けて貰ったのは
初めてです。チェックインもカウンターではなく、ロビーのソファーに座った
ままやってくれる。クレジットカードを預けると、銀色のカードになって帰っ
て来た。私は普通のカードになったと思ったが、家内曰く「プラチナカード
だったよあれを貰っておけば良かったのに・・・」 ここは少し古く、現在
メインのHYATTはヌサドゥーの方に移っている感じです。でもその分、
静かです。元気にキャッキャッ騒ぐ若い人も少なく、 私達、熟年には過ご
しやすいでした。インターネットの書き込みでは「部屋が少しカビ臭かった
。」とありましたが、私達の部屋は快適でした。
●ホテルの敷地
ホテルの敷地は凄く広くホテルの地図が準備 されてました。
森の中に住んでいる様な感じがする。最初の頃は右半分の
四角形部分の所で何度も方向を間違えました。
●リージェンシークラブ
ホテルのお部屋は少しだけ贅沢してレージェンシークラブ
に泊まりました。この部屋に泊まると専用で静かなサービ
スの良いレストランで朝食はもちろんですが、夕方5時〜
7時はハッピーアワーでお酒類とおつまみが無料でした。
おつまみとは言え、種類もたくさんで、夕食代わりになり、
”プチ リッチ” で ”プチ ハッピー” な気分にしてくれま
した。
●リージェンシークラブの指定席
朝食、夕食でお世話になった私達の指定席、噴水のある池のそ
ばで鳥やリスが回りを走りまわってます。 池には60cm位の
トカゲも泳いでました。 夕方のハッピーアワーではワインを
3杯もお代わりしました。 飲んでいると絶妙のタイミングで
「お代わりはいかがでしょうか?」と聞きに来てくれる。
また最初は部屋番号を告げなければならなかったが、2日目か
らは顔パスになって気持ちが良かった。
●サヌールのビーチ
サヌールは静かなリゾートで海の水もクタより随分綺麗でした。サーフィンもしない私達には静かに木陰で昼寝
出来るサヌールの方があっている様に思われました。特に日本人はほとんど宿泊しておらず、日本語が聞こえて
来ず、より非日常の南国を感じる事が出来ました。一歩外に出ればそこはバリです。色々なバリに触れる事も出
来ます。殆どの日本の方のバリ旅行は政府が外国人の為に準備した一般のバリとは違った高級リゾートのヌサド
ゥーあたりに宿泊されると思いますが、そこではバリでなく一般的なリゾートしか体験出来ないと思います。
ホテル前のビーチの明るい水色部分は
砂だけで、 少し黒い部分はたくさんの
海草が生えてました。水中メガネで見
ると、まるで草原の様でした。
●ビーチの”もこもこ”?
ホテルの前のビーチを朝歩くと、ビーチのあちこちの砂が
2m間隔くらいで盛り上がってました。 最初は海亀が産
卵でもしたのかなと思ってました。 でも夜明けの散歩で
その謎は解けました。 真っ白作業服のお掃除の方がビ
ーチに打ち上げられた海草を集め、 穴を掘り埋めていた
のです。毎日毎日大変ですが、この方法は環境を壊さず
環境にやさしく、 またそれ以上に埋められた海草の栄養
成分が溶けて、海に流れ、 海を豊にする。 素晴らしい方
法、さすが神々と自然が調和する島 ”バリ” だと感心し
ました。
●椰子の木陰でお昼寝?
「南の島の椰子の木陰でお昼寝!」 と言うのが”南国ビ
ーチリゾート”のイメージになっており、私もそう思いま
すしそうして来ました。 風に吹かれて非常に気持ちが
良いです。でも正確に言うと、椰子の木は葉っぱが少な
く、 心地良く昼寝するには、 木陰が小さ過ぎます。
太陽が動いてすぐ日が当たって暑くなります。 正確には
他のもっと葉っぱの多い大きな木陰の有る木の下です。
それにもう一つバリ人は椰子の実が落ちて来る危険があるから、休憩も椰子の木の下ではしないそうです。
ハイアットホテルの方にお聞きすると、 ハイアットホテルでは、1ヶ月に一度位敷地内の椰子の木の実を全て
切り取っておられるそうです。椰子の木の下はこうした安全管理のされている所しか昼寝されないようお薦め
します。
ホテルの夜明けの小鳥の鳴き声