■ウルワツ寺院
ウルワツ寺院はバリ島の南端の崖の上に建つ
寺院で夕日の名所です。
ここで行われるケチャダンスを見に行きました。
空港のパンフレットで探したツアーで夕方ホテル
に迎えに来てくれました。
●お猿さんのいたずら
ウルワツ寺院へ向かう車の中で、ツアーの方から、「メガネやアクセサ
リーは外して、ポケットかカバンの中に入れて下さい。」と言われまし
た。もうひとつの名物の猿が観光客の物を取るとの事でした。
(餌をあげると返してくれるらしいです。)
行って見ると韓国人の方が猿にメガネを取られ、猿はメガネをかじった
り曲げたりしてました。その方は 「仕方ないなー」と言いながら写真を
撮っていました。
●ケチャダンス
ケチャダンスは凄い絶壁の上で行われました。右の写真では
崖が高く、下の海が写りませんでした。ケチャダンスは夕方
から始まり海に沈む夕日をバックに行われました。
SITAと言う女性と猿の神の守護神の物語だそうです。
50人位の男性の猿の声に合わせて踊られました。
クライマックスの火の踊りは燃えさかる大きな炎が凄かった
です。ケチャダンスは新月の真っ暗な夜に行われるそうです。
今日はちょうど新月の日でした。
●素晴らしかった事。
ケチャダンスも良かったのですが、ダンスが終わったのは夜の9時頃でした。 ウルワツ寺院は島の
南の端の岬で周りには人家は有りません。 その性で照明がなく、ましてや新月の夜で真っ暗、空を
見上げると思わず 「うわー!」っと声を上げてしまいました。なんと綺麗な星なんでしょう。大阪で
は殆ど見えない星がいっぱい見えました。天の川も見えました。私には素晴らしい事なので観客は皆
帰ってしまっていましたが、しばらく星空を眺めてました。ツアー社の方に「もう帰りましょう。
「と言われ駐車場に行くともう誰も居ませんでした。ツアー社の方に”星を見るツアー”を企画されては
どうですか?と言ったら、は「いつもこんなので珍しくない」と言われました。人間はただで身の周り
に有るものに付いては、なくならない限り、その価値は分らないものなのですね。
●シーフードディナー。
ケチャダンスの後は漁村のビーチでのシーフードディナーで
した。海に向かって砂浜での食事でした。実際は波の音はし
ますが海は真っ暗で何も見えませんでした。 やはり夕日を
見ながらの食事でないとダメです。新月の夜の9時過ぎは真
っ暗で何も見えませんでした。照明はロマンチックな(?)
一本のキャンドルだけなので料理は殆ど見えませんでした。
そのうちギターを抱えた4人組みのバンドがあちこちのテー
ブルを回り演奏と歌を聞かせてました。しばらくすると私達
の前で頼みもしないのに勝手に”上を向いて歩こう”を歌い
「チップを下さい」って言って来た。1万Rp渡すと「そん
なに要りませんよ」と言いながらしっかりポケットに入れて
ました。