■ウブドの田んぼ
ウブドには田んぼがたくさんあります。夜明けと同時に
起き、田んぼハイキングに行きました。ウブドの人達は
早起きで家の周りを箒で掃除し、子供は自転車で走り
回ってました。王宮近くのKajen通りを北に向かっ
て行くと民家がなくなり、小川を渡り坂道を登ると急に
視界が広がり、田んぼに出ました。 椰子の木と田んぼ、
日本では見られない景色です。日本人の私達には異
国情緒満点です。それぞれの田んぼには祠の様な、
灯篭の様な祭壇があります。神様に豊作をお祈りす
るのでしょうか信仰の深さを表している。
日本には随分昔になくなった”心”が残っている様です。
田んぼには草取りの為、アヒルが放し飼されてました。
このアヒルを見ていると、非常に楽しかったです。
一羽母親らしいアヒルが皆を率いて田んぼのあぜ道を
一列になって行進したり、横一列になって餌を食べたり
その様子を見ていると結構楽しめました。
田んぼの真ん中に椰子の木が植えられた道が続いてました。その道の両側には田んぼへの水を
供給する小さな小川が流れてました。うれしかった(懐かしかった)のはその小川はコンクリートばり
ではなく、土に溝を掘っただけの素朴な小川であった事。
昭和20年代の子供の頃、こんな小さな小川でどじょうなんかを取って遊んだ事を記憶してますが
今日本では何処に言ってもコンクリートばりで情緒の入り込む余地は有りません。
ウブドにはまだ残ってました。何時までも残って欲しいものです。
ウブドの田んぼにはホタルが飛んでいた様ですが、現在はごくわずかしか残っていないと聞き残念でした。
おそらくこの小川も何年か後にはコンlクリート製になって行くのでしょう。
そんな早朝ハイキングから帰り、ホテルでボリュームたっぷりの朝食をプールサイドのレストランで頂きました。
朝ごはんの餌を求めて一列に並んで、次々と田んぼを移動するアヒル